こんにちは!もりのがっこうスタッフのユンです。
先日、もりのがっこうのソーイングブック「暮らしが豊かになる服作り(ブティック社)」を見ながら、初めての洋裁にチャレンジしてみました!

初めてのワードがたくさん、試行錯誤しつつ、完成した時は…感動!(T_T*)
今日はそのときのことをレポートします。
0.布選び

まずは、手芸屋さんへ本を持っていって(!!!)、店員さんを捕まえ(笑)、このブラウスを作りたいんです…!と話し、布の種類を教えていただきました。
今回は、手持ちのボトムスがコーディネートできるよう、紺色の布を選びました。
生地の色にあったミシン糸と、同系色のボタン、接着芯も一緒に買いました。
それにしても、手芸屋さんってたくさんの布や糸、ボタン、ビーズがあって、ときめきますよね。小一時間くらいウロウロしていたような気がします。
1.まずは型紙を半透明の紙に写しとる

本から実物大の型紙を外し、広げます。作業机代わりに、ダイニングテーブルに広げました。
そしてその上に、半透明な紙を広げ、型紙をうつしとります。
そのときはこんなことに気をつけました。
・紙がずれないように、おもしやテープを使うこと
・寸法(MとL)を間違えずに写すこと
・布の表裏や、「あき止まり」などの印も忘れずに写すこと
・パーツの名前(ソデとか、前、カフスなど)も写すこと
この作業は30分もかからずに終わりました♪
2.縫い代をつけて、”型紙”を切る

型紙を写した半透明の紙に、縫い代(ぬいしろ)を書き込みます。
2枚の布を縫い合わせるときの、縫い目と裁ち目のあいだの部分のこと

縫い代を書き込むときには、この定規を使うととっても便利ですよ!

縫い代を書き込むときには、この洋裁用の定規を使うととっても便利ですよ!ここが1cmの幅で合わせられるのと、カーブのラインもOKです。
本の布の裁ち方図をみつつ、1で写した線と平行に、縫い代の線を書き込んでいきます。
書き終わったら、縫い代の線をハサミで切っていきます。順調順調!
3.布を切る

買ってきた紺色の生地。布の表裏や、方向に気をつけながら、裁ちばさみで切っていきます。
型紙とずれないように切るのが難しくて、慎重にしていたら時間がかかってしまいました(^^;)
また、生地にも、パーツの名前や、「あき止まり」などのポイントをチャコペンなどで書き込むことを忘れないようにします。


裁ちばさみで布を裁断したんですね!
実は、「ロータリーカッター」というとっても便利なお道具があります。市販のカッターマットを敷いて、ロータリーカッターで布を裁断するとすごく楽ちんですよ。ぜひ使ってみてくださいね!
4.いざ縫い縫い!の前の下準備

4-1.接着芯を貼る
出来上がったときに、布にパリっとハリを持たせるのに入れる芯のこと
片面に接着剤がついているので、アイロンで貼り付けます。
4-2.ジグザグ縫いで布の端を処理
ミシンの「ジグザグ縫い」機能を使って、布の端がほつれてこないように縫っておきます。ジグザグ縫いをする箇所は、本に指示があります。
5.いざ!縫い縫い!

5-1.バイアス布を作る
縁取りや当て布に使うテープ状の布地のこと
生地の織り・布目に対し角度を45度傾けて切り、アイロンをあててテープ状に仕上げます。
今回のブラウスでは、襟ぐり(首のまわり)のところに使います。
5-2.肩線を縫う
いざミシンで縫い縫い!前と後ろの、肩の部分を縫います。シンプルに縫い合わせられます。
5-3.バイアス布を襟ぐりのカーブに合わせる
アイロンを使って、襟のカーブに合わせておきます。ここは丁寧にしておくと、後で縫うときに楽ちんです。。。!
5-4.布ループを作り、仮留めする
布ループとは、背中のところにあるボタンを止める紐のことです。細い布をミシンで縫って、丈夫な糸と針を使って、頑張って(笑)ひっくり返します。
紐状になったら、指定位置に仮止めします。
5-5.襟ぐりにバイアス布をつける
ミシンで、襟にバイアス布をつけていきます。ここは慎重に…ゆっくり縫います。
バイアス布をつけるときに、「見返し」も一緒につけます。

服の裏地のパーツのこと
この「見返し」に大苦戦(笑)。私はそもそも見返しというものを知らなかったのです。
縫って、切る、という指示があり、「ここを切るの…?切ってもいいの…?切ったらもう戻れない…!?」とフリーズ。
でも、本の指示通りに切って、ひっくり返すと、うまくいきました。この試行錯誤も、チャレンジするときの醍醐味ですよね(^^*)
お洋服って、こんなふうにできているんだなぁと感動でした。
5-6.袖を作ってつける

袖にはかわいいギャザーがあります。もちろんギャザーを寄せるのは初体験。本の通りに作ってみると…おーーー!ギャザーだ!かわいい!こんなふうにギャザーって作るんですね。
ギャザーができたら、前身頃、後ろ身頃の生地と袖を縫い付けます。一気に完成形に近づいてきました。
5-7.カフスを作ってつけ、ボタンをつける

カフスとは、袖口のことです。ただの長方形のパーツなのに、縫って、くるっとひっくり返すと……驚きました。こんなふうにカフスって作ってるんですね。パーツを作り上げるごとに驚きと感動がおこります。
とりつけたカフスに、ミシンでボタンホールを作ります。私のミシンにも、ボタンホールを作れる機能がついていることを、初めて知りました。
パーツを付け替えて、ボタンホールモードに切り替えて、いざ…!できました!(^^)
※いらない布で、10個くらいボタンホールを作って練習をしました(笑)

ボタンホールができたら、リッパーで布を切って完成。
そしてボタンを縫い付けます。
5-8.裾線を縫って、完成!
裾を三つ折りにアイロンをかけて、だーっと縫います。
最後に糸の処理を全体にして…完成!!!!

初めての洋裁だから、あちこちねじれてたり、ゆがんだりしてます。
裏地はちょっと…見せられないです(笑)
でも、はじめて自分で作ったブラウス、感動(T_T)
ミシンで縫う作業に没頭できるのも、すごい楽しい時間でした。

アイロンをあてて、さっそく着てみましたよ〜♪春から秋まで、たくさん着れそうです…♪
そして、夏に向けてワンピースとか、子どもの服も作ってみようかな…なんて思いました。
みなさんも、おこもり時間に、お洋服作りはいかが?(^^)

普段はホームページの更新や、印刷物のデザインを行っていて、洋裁は初挑戦。
・基本のお裁縫(小学校の家庭科で習うこと程度)
・ミシン初心者(雑巾や、マスク、コップ袋を作る程度)