将来の夢


今、受験生となり猛烈に勉強頑張っている長女から質問があった。
「ママ、子どもの頃の将来の夢は何だった??」と聞かれました。

ファッションデザイナー と答えましたら、
「ブレてないねww」と。
いや、ブレまくっているんだよ。
将来のことなど考えず遊んだ時期もあったし、受験に失敗もしたし、無茶に仕事をしたり、借金王と付き合って非常にお金に困ったり、気がついたら長女を授かっていました。笑

そしたらもう
『この子と生活する』ということが目的になりました。
お金に困ったこともあり、仕事にやりがいとかそのようなことは考えなくなりました。

ファッションの事は、アイドルが引退の時に、マイクを置くように、自分の中ではどこかへ置いていました。笑
その後、生活も少しずつ良くなってきて、3人の子宝に恵まれましたが、再就職は保険の営業など(子どもが居ても比較的休みやすいかなと)かなと思っていました。

ましては独立をするなんて考えた事もなかった。

しかし、夫はめずらしーく反対しました。

『いや、麻美ちゃんの事だからのめり込んですごく仕事頑張ると思うけど、今自分が仕事で家を空けさせてもらえるのは、主で育児をしてもらえるからであって。。』みたいなニュアンスだったと思う。違ったらごめん!w

仕事にのめり込んで働いて、全く家事育児に手がつかない私が想像できたのでしょう。
そして、夫の言う通り、私ならそうなるでしょう。

そして、続けて話をしました。
私は実はこの言葉がずーっとこの後も残り、この後の原動力ともなったのですが、この時は気がつかなかった。

『麻美ちゃんにはもっと他の才能がある。人に雇われるタマじゃないよ』
その時はピンとこなくて、ふーんとしか感じなかった。
だけど、反対されてるのに言葉に心がこもっていて嬉しかったのを覚えています。

話もどりまして、長女です。

今、ダンスと留学がしたくて、それが出来る中学へ行く為、過酷に勉強してます。

夏休みはギャグの様なスケジュール。
朝9時から夜19時まで塾。時には9時から21時まで。

一体何の為?!そう思って、辞めたくなって当たり前だと思います。
塾の先生曰くもう辞めたいと泣く子もいるそうです。

テレビを観るのも辞めて、大好きなニコラ(雑誌)やYouTubeからも離れて、唯一勉強以外の事をやる時はダンスの習い事ですね。
でも一途に頑張り続ける娘には、毎日ハグをします。最近は嫌がられそうですがw
娘には応援はするものの、何なら受験もどんな方向になってもいいと思っています。

だけどこの先、何回も挫折して、人に求めらる事を学んで欲しいです。
どういう振る舞いをすれば、自分の行きたい道へ行けるのか自問自答しながら進んでほしいです

どちらかというと受け身な長女だから、チャレンジするなら、夫も私も全力で応援するよ。
そう思っていたけど、私が寝ていても机に向かっている娘をみて、私も頑張ろう。と、反対に娘の姿に毎日ない日励まされる日々です。

ありがとう娘!!頑張ろう。

(人’▽`)おわり

ABOUT ME

もりのがっこう 後藤麻美
もりのがっこう 後藤 麻美
鞄と服のブランド「もりのがっこう」代表。2008年にショップを立ち上げ、ハンドメイドアプリminneやcreemaで8万人がフォローする人気作家となる。著書に「使い勝手のよい いつものバッグ」「暮らしが豊かになる服作り」。 骨格診断ファッションアナリスト、パーソナルカラーアナリスト。2020年4月から杉野服飾大学の非常勤講師(授業の様子)。普段は4児の母としても日々奮闘する。