みなさん、はじめまして。後藤麻美の夫、鉄兵です。

若い頃には自分のブランドを立ち上げたり、Tシャツのネットショップを運営したり…長い間アパレルに関わってきました。

男同士みたいな関係です（笑）

同志っていうのはそうだよね。

そう、お互い長年アパレルに関わってきた物同士として、一緒に服を作ったらどんな化学反応が起きるんだろう？とふと思って。

ふたりとも服に対して、こだわりが強い分も想いも深い。しかも、夫婦。

これって、ぶつからないわけがないよね(笑)

だけど、アサミさんの女性からの目線と、僕の男性からの目線を、遠慮もなく真正面から意見をぶつけ合った服。

2つの目線を備えた、素晴らしい服が作れるのではないか。

それは、私たちにしか出来ないことではないだろうか。

そう思ったんだよね。

僕は芋洗いっていう言葉が好きで、ごろごろごろごろって、擦れてていって

ピカピカの芋ができるというか。

買い物は長いタイプよ(笑)

男性は、スポーツ、時計、車、釣りとか…色々趣味があると思いますが、ファッションが好きな人は比較的少数かもね。

ですが、年々男性の美意識=オシャレの感度は高くなっていると思ってて。

男性誌に関わっている友人が話してくれましたが、昔はメインテーマが”車、時計、靴”　その後少し余談的に”服”だったのが、最近のテーマは”メンズメイク、ガジェット、服”なんだとか。

車、時計という高級品が消えてしまったというのにも、メイクが最初のテーマには驚きました。

オシャレの感度が高まっているとはいえ、自分の周りの友人でも『いまいち何を選んでいいかわからない（考える暇もない）』という人がとっても多い。

(深くうなづきながら)わかる。すごーくわかる。

南青山あたりのショップへ行けば、ジャケット7万円以上から。コートになると、20万円とか普通に置いてあります。

普段着るカジュアルウェアにその金額を払える人って一般的じゃないよね？(笑)

それ以外はユニクロ？？っていう極端な感じ。

女性に比べて、圧倒的に数が少なくて、金額のボトムトップの差が大きい。

メンズはオシャレの敷居がちょっと高いと思う。

はい、素材にこだわれるものづくりをしたい。
メンズにもそんな”ものづくり”を取り入れたいと思い作成しています。

ご覧の通り、僕は雑誌に載っているようなかっこいいモデル体型ではないです。背も低いし(170cm)、手足も短い親しみやすい日本人体型。さらに、顔も親しみやすさ抜群(笑)

だけど、家の中でリモートワークをしていても、例え近所のコンビニ行くときだって、自分なりにカッコ良いと思える服を常に着ていたい。どうでもいいような格好ではいたくない。

「オシャレ」とは、相手への礼儀だと思っていて。

これから作っていくメンズラインは、身近なカジュアルウェアの提案。だからこそ、日常でも”サボっていない”感のある、そんな服のご提案をしていきたいなと思っています。

20年近くアパレルの仕事をしてきて、僕なりに常々「服」について考えていることがあります。

アートや芸術品は、身につけることが出来ないけど服は身につけることが出来る芸術だと思うんです。

「自分の作る服もアートだ」というというおこがましいことを言いたいわけではないのですが。アート作品一つ一つに物語があるように、たった1枚の服が仕上がるまでのストーリーは、語り出したら止まらないほどあります。

もりのがっこうのサイトでは、そんなストーリーも伝えたいな、と思います。ぜひご覧いただいて、気軽にサイズ感や着用感などのお問い合わせもいただきたいです。（日常的なお話や、服やコーディネートの悩み事も聞きたいです！）

着てくださる方が、毎日を楽しめるような服を送り出していきたいです。