秋 欲しいのは、袖コンシャスなトップス

袖コンシャスなVネックトップス

こんにちは~!
もりのがっこうアサミです。

寒暖差の激しい秋。
欲しいのは、ちょっと厚地のトップスです。

可愛くて合わせやすいと、なお良し♡

 
 
さてさて~今季、形にこだわったと言えば。
この時期にぴったりの気分は袖コンシャスなトップスです。

ぽわんと可愛い羊さんスリーブ

なんと言ってもお袖が可愛いデザインです。

ここ最近、肩から袖が膨れているデザインが増えました。
プリンセスラインすぎると私たち世代には着こなしが難しいので、シンプルなvネックで仕上げました。

Vネックというシンプルな形に、何かデザインを加えてお出かけ感がアップするされます♪

普段のなんでもない着こなしも、女性らしく可愛く♪

ほっこりして可愛いのに、お顔はスッキリ見えて嬉しい効果たっぷりです。

友人とのお茶会にもぴったりですね。

気になるリブの伸び

主婦なら、誰しもうなずくポイントだと思いますが、いくら良い服でもお手入れが大変なのは嫌ですよね。

お洗濯ができるというところも重要ポイントですが、
プラス!お洗濯を繰り返すうちにリブが伸びるなどの型崩れ。ショッキングな出来事です。

しかも一度伸びると元には戻らないのがリブ

こちらは伸縮性が少なく、リブをバイアス断ち(織り目に対して斜めにカット)にすることで、お洗濯を繰り返しても強く、伸びにくいリブに仕上がっています。

本当に耐久性のある洋服は、洗濯を繰り返した時に実感できますよね。

しっかり生地で安心。頼れるコットン100%

コットン!00%のニットだから、もちろんお洗濯可能!!

滑らかで目詰まりのあるコットン100%のニット生地です。
(スウェットよりニットの分類です)

上質な生地と着心地の良さから、“服好きな方”なら着用した時に『いいね!』と思ってくださるポイントだと思います。

寒い季節も暖かく、今の時期なら1枚でも。
丈夫で安心感のあるトップスは何枚も欲しいですね。

肩からのギャザーで小顔効果のトップス

昨シーズンの夏ぐらいから流行している
肩からギャザーのあるトップスが可愛いです。

ぽわんと膨らんで小顔効果もあります。

秋冬は重ね着もするので、1枚でも重ね着もしても大丈夫なようスッキリラインにしました。

本当にすらっとして見えるので、痩せた??と言われてしまうかも。笑

エレガンスなラインは骨格ウェーブさんが得意なシルエットです。

そして鎖骨が少し見えるくらいのVネックの開き方は、とっても上品。
Vネックが得意な骨格ストレートさん、骨ストさんにもおすすめしたい形です。

サロペットコーデに

スッキリしているので、サロペットパンツやサロペットスカートにもピッタリ♪

ゆったりとしたおうち時間にも着心地よく可愛くgood。

春まで使えるダスティピンクとブラック

大人のピンクといえば「くすみピンク」ですが、
今年はこんなところでお目見えしました♪

冬はダークカラーばかりで暗くて落ち込みそう・・・そんな時も
ダスティピンクを選べば気分も変わりそうです(笑)

春まで使えてとっとも可愛い♡
そんなダスティピンクも加えちゃいましょう。

嬉しいトップス2枚セット

着心地よくて、ベーシックで、可愛い♡
そんな、ベーシックなトップスは、何枚あっても嬉しいですよね。

今年の長袖足りなかったの・・・という方にも。
今回、嬉しい2枚セット(ダスティピンク&ブラック)もご用意しました。

似合う服とは?

そんな魅力的なトップスと一緒に、ちょっと師匠の思い出を語らせてください。

高校卒業してから、パターンの専門学校へ通っていましたが、
その学校は授業内容も、授業態度も、とーーーっても厳しい学校でした。

私語はゼロ、針の落ちる音が聞こえるほど静かでした。

とにかく生徒は、先生のお話を一字一句聞き漏らさないよう集中します。

授業が終わり、先生が座る瞬間には、もうお茶が出ているほど
助手の方の動きが半端なかった記憶があります。

自主的に動くこと、考えて動くこと、空気を読むこと。

そう仕事に対する“姿勢”をとても重要視している学校でした。

そんな学長、村上先生(当時78才)のお言葉は、
大人になった今でもずっと心に生き続けています。

母子家庭で、学生のなかでも苦学生だった私は、みんなと同じようにあれもこれもコースを選べす、働きながら少しずつ授業を取得していました。

みんなより少し遅れながら進んでいたことで教務に何度か顔を出した際に、
村上先生と2人きりで話す機会が多かったのです。

先生は、『私は、サンローランのパタンナーをやる前に、オーダーメイドの仕事をしていたのですよ。
腰が曲がった人には、腰の曲がったワンピースを作り、大きい人には大きい服を作り。』と話してくれました。

私は「立体裁断のなせる仕事ですね」と、そんな言葉を返した記憶があります。

先生は続けました。

『腰が曲がった人には、お腹側にシワが出るだろう?だから見事にフィットした、ワンピースを作ったのだよ。
 
だけどね、出来上がった時に思ったのは、それが美しいのか?ということだよ。
余計に曲がった腰を強調して思えたんだ。

例えば片腕がない人に、片腕ないスリーブの服を作るか?作らないだろう。
その人に似合うものは、必ずしもジャストフィットとは限らない。』

18歳の私は、はっとしました。

シワ=美しくない

誰がそういったのだろう。

よくお客様から、背が低いので着こなせません。
背が高いので写真より丈が短くなるというお話をお聞きしますが、

確かに寸法が長い場合のお直しは重要なのですが、背が低いことでゆったりと可愛く着こなすこともあります。

特に背が高い方は、短くてもすらりとなんでも着こなせちゃいますので、
そこまで写真通りということに囚われなくても良いのかなと。

きっと、洋服って私に着こなせる!という自信の心が重要なことですよね。

そんなことを思い出した師匠との思い出でした。


 
 
そろそろ、ワクチン接種も終えて
気をつけながらも遊びに行けそうな空気ですよね。

私は、やっぱりですね、山へ行こうと楽しみにしています♫
ではまたお会いしましょう!

この記事でご紹介したアイテム

ABOUT ME

もりのがっこう 後藤麻美
もりのがっこう 後藤 麻美
鞄と服のブランド「もりのがっこう」代表。2008年にショップを立ち上げ、ハンドメイドアプリminneやcreemaで8万人がフォローする人気作家となる。著書に「使い勝手のよい いつものバッグ」「暮らしが豊かになる服作り」。 骨格診断ファッションアナリスト、パーソナルカラーアナリスト。2020年4月から杉野服飾大学の非常勤講師(授業の様子)。普段は4児の母としても日々奮闘する。