こんにちは~!!
もりのがっこうのアサミです!
秋冬の可愛い胸キュン!!といえばタータンチェック柄スカートです♡
この時期に生地屋さんに行くと、ずらっと並ぶタータンチェック柄。
私は、チェックの生地が並んでいるだけで目が♥幸せな気分になっちゃいます。
きっと、女性が口紅のカラーみて”可愛い”と言ったり、男性が機械のパーツを見て”かっこいい”と言ったり。
そんな話と似ているのかもしれないですね。
観るだけで想像力がわく。ワクワク♡
そんなチェック柄です。
では本日は、待ちに待った!チェックスカートの会。行ってみよ~!!
タータンチェックとは

タータンチェックとは、様々な色に染めたウール糸を綾織にした、チェック(格子柄)の織物の一種です。
帯と帯を交差させ柄を作るので、帯の並べ方や色で新しいタータンが生まれています。
タータンのお色合いの種類は様々

タータンチェックには、沢山の色合いがあります。
鮮やかで濃い色を交差したモダン色。
優しい色合いのアンティーク色。
さらに新品ですが、あえてぼやけた色合いで経年変化を現した色などもあります。
沢山の色合いとともに、スコットランドの地域や家紋のように細かく名前もついておりますが、こちらではコーデの内容に重点を置こうと思いますので割愛させていただきますね。
アラフォー世代にも似合う柄物

10代の方は、なんでも似合い着こなせます。
リボン、フリル、メッシュのトップス、タイトシルエット、なんでも似合います。
だけど校則や何やらで抑えなくてはいけなかった…。
私たち世代は、何ら抑えるものがないはずなのに
ファッションでも、なんだかちょっと…空気読むようなところがありませんか?
仕事上、信用されないといけないから、周りの空気を読んだスタイルにしよう。とか
(リクルートスーツが全員同じ格好であることなど)
母親であるために、あまりに突飛なスタイルだと親しみにくいかもしれないから
周りにあったスタイルにしよう。とか
相手のことを考えてお洒落するって、とても素敵なことだと思います。
ただ意識してまたは無意識に、なんとなく地味な選択をとってしまう自分がいます。
そして秋冬は特に黒やグレーばかりになるクローゼット。
う~んそんな時は「やっぱり柄物が欲しい!」
そんな思考をしているときに、色鮮やかなチェックが目の前に飛び込んできました。
私のように服を作るものにとって、生地も出会い。縁なのですね。
特に季節性のある生地は使い切りが多い。
そんな出会いがあり、絶対にお出かけが嬉しくなるようなスカートを作りたい!!私は思うのでした。
スッキリ理想のシルエット

形をプリーツにしようか、ギャザーやタックにしようか、とても迷いました。
プリーツは制服などにあるデザインですが、価格が跳ね上がってしまうこと、お手入れが大変なところもあるので避けました。
もりのがっこうのモットーは“日常”です。
そこで、ギャザーとタックの両方を作ってみたところ
ギャザーはちょっとパジャマっぽさが出てしまうので、お出かけ感が高まるタックにしました。
全面にタックを入れることによって、ふんわりしているのに腰回りはスッキリ。
歩くとふんわり♡理想の形になりました。
プリーツほどのフォーマル感もなく、ラフな雰囲気。
ギャザーよりお出かけ感があるちょうど良いスカートに仕上がりました。
コンシールファスナーで美しい仕上がり

表から見えないコンシールファスナーだから、スッキリしていてきれい目に着こなせます。
ちょうど布が重なる部分はデザイン上どうしてもファスナーが硬くなりますが、
こちらは不備などではないです。
ベルトループでベルトも通せる

3cm以下の細めのベルトを通せます。
ウエスト69cmとゆったりした作りなので、細身の方はベルトで調節いただけます。
私は窮屈なウエストが苦手で、ウエストが大体61cmくらいですがベルトなしで着用しています。
しっかりした素材

少しハリのあるしっかりした素材です。
表地:ポリエステル88%、レーヨン10%、ポリウレタン2%
裏地:ポリエステル100%
ポリエステル+レーヨンは、スーツ素材の代表的な素材なので、
きれいめな素材感とハリのある上品な光沢感があります。
シワになりにくく丈夫な素材です。
ご自宅でお手入れする際は、洗濯ネットに入れて
優しく洗えるコース(おしゃれ着洗いなど)を選んでください。
ただ生地にとっては、摩擦は避けたいところ。
スーツのよう頻繁にお洗濯をしなくても良い素材です。
帯電防止の裏地付き

帯電防止の裏地がついております。
不快な静電気によるまとわりつきも抑えてくれます。
気になるロングスカートの着丈感

チェック柄タイトスカートの着丈は84cm。
160cm前後の方ですと、くるぶし上くらいの着丈感になります。
ベルトでちょっと上げたりすると変わります。
写真はベルトでウエストの位置を少し高めにしているため
161cmで、くるぶし上3cmくらい。

こちらは私が講師を勤めた大学の生徒さんミサトさん♡
久しぶりに遊びに来てくれました
彼女は152cmなのと細身なため、くるぶし直ぐ下くらいです。
ベルトで調整していない状態です。
150cmだと体型にもよりますが、くるぶし直ぐ下くらいの着用感になります。
チェック柄は、どんな世代が似合う?

チェックといえば、若いイメージありますか??
いいえ!チェックは世代レスです。
10代なら可愛く、80代ならとっても素敵だと思います。
スコットランドの伝統的な柄のお洋服は、日本でいう着物のようなニュアンス。
たくさんある柄の中でも守備範囲が広く、世代を問わず長く愛用できる点が嬉しいですね。
もりのがっこうの目指すカタチ

何度もくどいように話していてスミマセン(笑)
もりのがっこうの目指すカタチは、
ファッションに対してハードルが高すぎるのものではありません。
“ちゃんとした工程を得た、良いものを手に取れる価格でお届けしたい”
そして“日常を嬉しい毎日に”そんな気持ちで物作りをしております。
制服のチェックスカートの思い出

チェックといえば、制服のスカートですよね。
私の高校は、ちょっと珍しい深緑チェックの制服でした。
河川敷に続く桜並木の名所が近くにあったため、高校の名前は“桜高校”
そして深緑の制服には意味があったそうです。
草木染めは、
桜の淡い繊細なピンクの花びらで染めると深緑に。
逆に、黒に近い茶色の桜木で染めると、桜花のようなピンクになるそうです。

ピンクは深緑に。
茶色はピンクに。
深緑の制服には“物事の本質はぱっと見た目と違うことがありますよ”という
メッセージが込められていますよと、校長先生から習いました。
そんな昔の思い出でした♡
台風一過で、とても気持ち良い天気ですね。
私は山へ向かいます!!
素敵な休日をお過ごしください♡♡