お手入れで、本革・PUレザーかばんを長く使う

長くご愛用して肩紐の”ほつれ”が出てきたので、修理(リペア)のご紹介。

まず、”ほつれ”を修理後に、革剥げした白い部分のリペアをしました。

PUレザーは革剥けがあると白くなったりします。
本革は白くはなりませんが、経年変化で色が変わるので同じくリペアするとより長くお使いいただけます。

1.汚れを取る

  • まずは、バッグ全体のゴミや、汚れをふき取りましょう。
  • 濡らして固く絞った布などでふき取り、十分に乾燥させてください。
    (布は、革を傷つけないために使い古しのTシャツなど柔らかい布がおすすめです)
  • もし汚れが強く、専用クリーナーなど使用する場合は、クリーナーの取扱い説明書をよく読んでご使用ください。

2.補修クリーム・レザーオイルを選ぶ

PUレザーの場合

  • 合皮用の傷補修クリーム

このバッグはブルーと特殊な色※でしたが、大概のカラーがあります🙆‍♀️
※columbuscolo(コロンブス)アドカラーチューブ [傷の補修用靴クリーム]を使用

キャメルやグレーなどニュアンスがあるカラーは、デパートなどの靴修理・リフォーム店で色を探すと合うお色が見つかると思います。

本革の場合

  • 本革用のレザーオイルがおすすめ

「SAPHIR(サフィール)」 ※フランス高級シューケアブランド

カラーも豊富で、ころんとリュック(本革)についていたミルク汚れもキレイになりました♡

3.補修箇所に塗布する

補修クリームやレザーオイルを、ほんの少しだけ布に取り、革剥げした白い部分(補修箇所)に塗布する。

4.乾いた布で、全体に馴染ませる

補修したい場所と、周囲がキレイに馴染めばリペアは終了です!
余分なクリームはふき取ってください。

PUレザーは水に強いですが、もし雨などに濡れた場合、柔らかい布でサッと拭いてください。
時間が経つとシミになるので、汚れに気付いたらすぐに拭き取るのがポイントです。

本革は経年変化していくので、
お手入れしながら、永くご愛用いただけたらめちゃくちゃ幸いです!


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ABOUT ME

もりのがっこう 後藤麻美
もりのがっこう 後藤 麻美
鞄と服のブランド「もりのがっこう」代表。2008年にショップを立ち上げ、ハンドメイドアプリminneやcreemaで8万人がフォローする人気作家となる。著書に「使い勝手のよい いつものバッグ」「暮らしが豊かになる服作り」。 骨格診断ファッションアナリスト、パーソナルカラーアナリスト。2020年4月から杉野服飾大学の非常勤講師(授業の様子)。普段は4児の母としても日々奮闘する。