「ジェンダーレス」という言葉も、だんだん世の中に浸透してきましたね。
”男らしく、女らしく”
その言葉が死語となって結構経っていますが、今、さらに男女の価値観が見直されている気がします。
格闘技が好きな女性がいたってよいし、メイクが好きな男性もよい。
それが”変わり者”ではなくごく普通のこと、という考えが強まっていると思います。
ファッションの世界では、男女の垣根がないですし、私はそれが好きです。
今年春からメンズのラインナップが増えたのですがユニセックスで着ても素敵で可愛いなと思いましたので、本日はロングTシャツを紹介します。
ロングTシャツ出来上がりました!
あえて分けるなら「メンズ」のロングTシャツなのですが、メンズだけでなくユニセックスで着ても、素敵で可愛い。
それは大きすぎず小さすぎないシルエットだから。だらけている感じもなく、老若男女問わず似合う形です。
昨年もロングTシャツを作りましたが今年はユニセックス。男性も女性も着れるというテーマにしました。
ちょっと小技が効いた”変形切り替え”のデザイン
ベーシックなロングTシャツというアイテムだからこそ、ちょっと小技が効いたデザインが嬉しいですよね。
ロングTシャツだからってサボっている感じがしない。そんなデザインを求めました。
身頃の上部と袖がひと繋がりになっていて、肘下からさらに切り替えがあります。
『え?どうなっているの?』と聞かれてしまうかも。
切り替えを分かりやすくするため絵にしてみました。
すごく努力が感じられる絵となりました(笑)
絵が上手い下手は置いといて、切り替え位置が伝わると思います。
切り替えがとてもユニークではないでしょうか。
前見頃(ロンTの正面側)は胸上と袖から切り替えがあり、後ろ見頃(ロンTの背中側)は真ん中に切り替えがあります。
高級感のあるバスク天竺(コットン100%)を使用
今回使った生地はバスク天竺。
このバスク天竺(てんじく)は、目詰まりよくハリ感もあるしっかりとした厚手の生地。
通販のため、実際に手に触れていただけないことが残念なくらい、とても高級感のある素材です。
今回ユニセックスがテーマのため、男女問わずどちらにも似合うということを意識して
素材は無骨。
形は可愛く。
そうやって絶妙なバランスのお洋服に仕上げました。
今っぽい形。身幅は大きく、丈は短く
タイトで着丈が長いものは、あまり見られなくなってきましたね。
今っぽいシルエットを作るため、身幅はゆったりして丈を短めにしました。
上記の男性が身長173cm。Tシャツをアウトにしてもスッキリとする丈感です。
180cm以上の方が着ると短いかもしれませんのでご留意ください。
パンツインしてもアウトしてもOK
女性はパンツインしても可愛い。外に出しても可愛く着れる丈感です。
ロンT+スカート、カジュアルダウンしたスタイルが可愛い
こちらのスカートは4月末発売予定のティアードスカートです。
ふんわり系のスカートも、ロングTシャツのカジュアルダウンでスッキリ可愛い。
全身はこんな感じで、スッキリとまとまります。
綺麗めパンツにもマッチ
綺麗めのパンツにロングTシャツを合わせると、男性女性ともに、スッキリ着こなせます。
大きすぎず小さすぎない、程よいシルエットがスッキリみえる理由です。
ホワイトとブラック2色展開
一番使えるホワイトとブラックの2色展開にしました。
白黒あれば、今日ははトップスを明るくしたいなぁというとき、今日はシックにしたいとき、と印象を替えてコーデが楽しめます。
リンクを楽しんで♪共有しても楽しい。
パートナーと共有しても楽しいですね。色違いのリンクコーデも素敵です。
両方欲しい!そう思っていただいた方へ♡
ぜひこの春、ワードローブに加えてくださいね〜!(^^)
genderless(ジェンダーレス)とは、「ジェンダーギャップのない、ジェンダーギャップをなくそうとする考え方」を指します。
この言葉には単に性別がないということではなく、
社会的に作り上げた女性像、男性像があることを基準として
「男女の境界を無くす・区別しない」という意味合いが強い言葉で、英語のgenderlessはgender(社会的・文化的な性)と接尾辞のless(〜がない)が組み合わさって作られた造語です。